今回の観察では時期が早く、卵は確認できませんでしたが抱接個体や水中適応のため皮膚が伸びブヨブヨになった個体が
多数確認できました。
姿も名前も似ているタゴガエルは山を歩いていると見かけますが、ナガレタゴはなかなか目にすることはありません。
これは生息環境の違いのためだと思われます。タゴは岩の隙間の浸みだし水で産卵しますが、ナガレタゴは上の写真の
ような渓流で産卵します。そのためタゴは低地から高山まで生息し見かけることも多いですが、ナガレタゴはなかなか見ら
れません。またナガレタゴは生息環境の違いから水かきが発達していたり、婚姻だこが大きく一つに繋がっています。
ナガレタゴガエル
ナガレタゴガエル生息環境
ナガレタゴガエルは普段、林内に分散しておりなかなか姿を見るこ
とができません。しかし繁殖期は産卵のため沢に集まり、容易に観
察できるようになります。そのため、仲間内数人で集まりナガレタゴ
の観察会をしてきました。
ナガレタゴガエルを見る会
2023/1月